量子多体系の高精度計算に向けて,これまでに, 動的平均場近似法,変分モンテカルロ法,テンソルネットワーク法といった様々な手法が開発され, 一定の成功を収めてきた. また, 第一原理計算との融合により,強相関物質の定量的物性予測を目指す試みも盛んになっている.さらに, 近年, 残された課題を解決するために, 機械学習,量子コンピュータを使った新たなアプローチや, 量子化学的手法との融合が興りつつある. 本研究会は,計算物性物理,量子多体計算,第一原理計算,量子化学,量子コンピューティングの研究者が一同に集い,量子計算物質科学の新展開について多角的な議論を行う場を提供する.
- 日程: 2020年7月9日(木),10日(金)
- 会場: Webex Meeting & Slack
- 参加人数: 先着500名
- 参加費: 無料
招待講演者
上田 宏 (理化学研究所)
越智 正之 (大阪大学)
小谷 岳生 (鳥取大学)
是常 隆 (東北大学)
鈴木 大慈 (東京大学)
辻 直人 (理化学研究所)
前園 涼 (北陸先端科学技術大学院大学)
水上 渉 (大阪大学)
村上 雄太 (東京工業大学)
吉岡 信行 (理化学研究所)
吉野 元 (大阪大学)
プログラム
スケジュール
- 講演申込締切: 2020年6月25日(木)
- ポスター提出締切: 2020年7月7日(火) (下記参照)
- 事前参加登録締切: 2020年7月8日(水)
- 当日参加も受け付けますが,URL等を連絡する必要があるため,すぐに参加できない場合があります.できる限り,事前の参加登録をお願い致します.
注意事項
- 前日までに登録されたメールアドレス宛に,Webexのミーティング,Slackのワークスペースへの招待状を送信します.転載・転送は控えてください.
- 講演の録画,画面の保存は禁止いたします.
- Webex/Slack参加時の表示名は「登録時の名前 (登録した機関名)」に設定してください.
- 発言の際は,ハウリング防止のため,ヘッドフォン着用をお願いします.
ポスターセッションについて
- ポスターセッションは,Slack上に作成したポスター毎のチャンネルで質疑応答を行います.
- ポスターセッションの直前に,ポスタープレビューをWebex Meeting上で行います.
- ポスター発表者は,期日 (7月7日) までに下記の2点を提出してください.提出されたポスターは参加者のみに公開いたします.体裁等の詳細については後日ご連絡いたします.
- 通常のポスターに相当するPDFファイル
- ポスタープレビュー用のPDFファイル (スライド1ページ)
- ポスター発表者の責任の元で,希望者は次のことをすることが可能です.
- ポスター説明用のWebex or Zoomミーティングを作成し,その情報をSlackのチャンネルで案内する.
- ポスターの説明動画をYouTubeに限定公開アップロードし,そのURLをSlackのチャンネルに貼る.
世話人
大久保 毅 (東京大学)
大槻 純也 (岡山大学)
川島 直輝 (物性研究所)
品岡 寛 (埼玉大学,代表)
藤堂 眞治 (東京大学)
三澤 貴宏 (早稲田大学)
森田 悟史 (物性研究所)
連絡先
fqcs2020 [at] issp.u-tokyo.ac.jp